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Linux NetKit (0.17)  

名前

rcp - リモートファイルのコピー  

書式

rcp [-px ] [-k realm ] file1 file2 rcp [-px ] [-r ] [-k realm ] file ... directory  

説明

rcp は、計算機間でファイルをコピーをするプログラムである。 引き数 file と directory は、``rname@rhost:path'' という形式のリモート計算機上のファイル名、 またはローカルファイル名 (`:' を含んでいない名前と `:' の前に `/' がある名前) である。
-r
コピー元のうちのどれかがディレクトリの場合、 rcp はそのディレクトリをルートとするサブツリーをコピーする (ディレクトリ下の各ファイルを再帰的にコピーする)。 この場合、コピー先もディレクトリでなければならない。
-p
-p オプションを指定すると、 rcp は umask を無視して、コピー元ファイルの修正時刻とアクセス権を コピー先ファイルに保存 (複製) する。 デフォルトでは、コピー先ファイル file2 が既に存在している場合は、そのアクセス権と所有者は引き継がれ、 コピー先ファイルが存在しない場合は、 コピー先ホストの umask(2) でマスクしたアクセス権が使われる。
-k
-k オプションを指定すると、 rcp は krb_realmofhost3 で決定されるリモートホストの管理領域 (realm) ではなく、 realm で指定した管理領域におけるリモートホストのチケットを取得しようとする。
-x
-x オプションは rcp で送るすべてのデータの DES 暗号化を有効にする。 これにより、レスポンスタイムと CPU の利用率に影響が生じるが、セキュリティは向上する。

path がフルパス名でない場合、 rhost 上のユーザー ruser のログインディレクトリからの相対パスとして解釈される。 また、フルパスでない場合に リモートユーザー名が指定されていないと、 現在のユーザー名のログインディレクトリからの相対パスとして解釈される。 メタキャラクタがリモートマシンのシェルで解釈されるように、 リモートホスト上の path を (\, ", ´ を使って) クォートする必要がある。

rcp はパスワードを要求するプロンプトを出さない。 このプログラムは rsh(1) を使ってリモート実行を行い、これと同様のユーザーの認証を必要とする。

rcp は、コピー元ファイルもコピー先ファイルもリモートマシン上にある場合のような、 第三者によるコピーも可能である。  

関連項目

cp(1), ftp(1), rsh(1), rlogin(1)  

履歴

rcp コマンドは BSD 4.2 で登場した。 ここで説明している rcp は、 BSD 4.3 Reno で Kerberos を組み込んで再実装されたバージョンである。  

バグ

コピー先がディレクトリでなければならない場合に ファイルが指定されていても、 全ての場合で検出できるとは限らない。

リモートホスト上のファイル .login .profile .cshrc にあるコマンドが生成する出力によって混乱することがある。

コピー先のマシンで BSD 4.2 バージョンの rcp が動作している場合、コピー先のユーザー名とホスト名を ``rhost.rname'' のように指定しなければならない。  

翻訳者謝辞

この man ページの翻訳にあたり、 FreeBSD jpman project <http://www.jp.freebsd.org/man-jp/> による翻訳を参考にさせていただいた。

関連キーワード

リモート   コピー先   コピー   ホスト   アクセス権   解釈   ユーザー名   マシン   rname   rhost   管理   領域   フルパス   ログイン   相対   翻訳   計算機   引き数   path   計算   機上   ローカル   ルート   サブツリー   再帰

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関連するコマンド・関数

rsh.1   cp.1   memmove.3   tftp.1   rusers.1   uucp.1
 

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Time: 04:38:49 GMT, October 11, 2026