DIR

Section: ユーザーコマンド (1)
Updated: 2025/09
Index JM Home Page
 

名前

dir - ディレクトリの内容をリスト表示する  

書式

dir [,オプション/]... [,ファイル/]...  

説明

FILE (デフォルトは現在のディレクトリ) に関する情報を一覧表示します。 -cftuvSUX のいずれも指定されず、 --sort も指定されていない場合、 要素はアルファベット順でソートされます。

長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。

-a, --all
. で始まる要素を無視しません。
-A, --almost-all
. および .. を一覧表示ません。
--author
-l と合わせて使用した時、各ファイルの作成者を表示します。
-b, --escape
表示不可能な文字の場合に C 形式のエスケープ文字を表示します。
--block-size=,SIZE/
-l と併せて使用し、 SIZE の倍数として表示します。 たとえば '--block-size=M'。SIZE の書式の説明を参照
-B, --ignore-backups
~ で終了する要素を一覧に表示しません。
-c
これは -lt と組み合わせた場合、 ctime (ファイル状態情報を変更した時間) でソートし、 ctime を表示します。 -l と組み合わせた場合、名前で並べ替えて ctime を表示します。 それ以外の場合は ctime で新しい順に並べ替えます。
-C
多段組で一覧を表示します。
--color[=,WHEN/]
カラー出力します。 WHEN の詳細は下記を参照。
-d, --directory
ディレクトリの内容ではなくディレクトリ自身を一覧表示します。 また、シンボリックリンクも辿りません。
-D, --dired
Emacs の dired モード用の出力を生成します。
-f
これは -a -U と同じです。
-F, --classify[=,WHEN/]
WHEN エントリにタイプ識別子 (*/=>@| のうちの一つ) を付けて出力します。
--file-type
上と同様ですが '*' を付与しません。
--format=,WORD/
WORD が across,horizontal なら -x, commas なら -m, long なら -l, single-column なら -1, verbose なら -l, vertical なら -C と同じです。
--full-time
-l --time-style=,full-iso/ と同じです。
-g
これは -l と同様ですがファイル所有者を表示しません。
--group-directories-first
ファイルの前にディレクトリをグループ化して表示します。
-G, --no-group
詳細リスト形式の時にグループ名を表示しません。
-h, --human-readable
-l や -s と併せて使用され、サイズを 1K, 234M, 2G のような形式で表示します。
--si
上と同様ですが乗数の単位に 1024 の代わりに 1000 を使用します。
-H, --dereference-command-line
コマンド行でリストされたシンボリックリンクを辿ります。
--dereference-command-line-symlink-to-dir
コマンド行のシンボリックリンクがディレクトリを指している時にはシンボリックリンクを辿ります。
--hide=,PATTERN/
シェル形式の PATTERN に一致する要素は表示しません。 (-a または -A で上書きされます)
--hyperlink[=,WHEN/]
WHEN の条件でハイパーリンクします。
--indicator-style=,WORD/
要素の名前に WORD で指定した形式の識別子を加えます: none (デフォルト)、 slash (-p)、 file-type (--file-type)、 classify (-F)
-i, --inode
各ファイルの i ノード番号を表示します。
-I, --ignore=,PATTERN/
シェル形式の PATTERN に一致する要素は表示しません。
-k
ファイルシステム使用量のブロックサイズとして 1024 バイトを使います。 -s の場合のみ有効で、ディレクトリの合計サイズで使用します。
-l
詳細リスト形式を表示します。
-L, --dereference
シンボリックリンクのファイル情報を表示するときは、 リンクそのものではなくリンク参照先のファイル情報を表示します。
-m
要素のリストをコンマで区切り、一行に詰め込みます。
-n, --numeric-uid-gid
-l と同様ですが UID と GID を数値で表示します。
-N, --literal
項目名をクォートせずに表示します。
-o
これは-l と同様ですがグループ情報を表示しません。
-p, --indicator-style=,slash/
ディレクトリに対して識別子 / を加えて表示します。
-q, --hide-control-chars
表示不可能な文字を ? に置き換えます。
--show-control-chars
表示不可能な文字をそのまま表示します。 (プログラムが 'ls' で なかったり、出力が端末以外の場合は、これがデフォルト動作になります)
-Q, --quote-name
ファイル名をダブルクォートで囲みます。
--quoting-style=,WORD/
項目名のクォートを WORD で指定された形式で行います: literal, locale, shell,shell-escape, shell-escape-always, c, escape (QUOTING_STYLE 環境変数より優先されます)
-r, --reverse
ソート順を反転させます。
-R, --recursive
子ディレクトリを再帰的に一覧表示します。
-s, --size
ブロック単位で各ファイルサイズを表示します。
-S
ファイルサイズ順にソートします。大きいものから表示されます。
--sort=,WORD/
デフォルトの名前順の代わりに次の WORD で指定した順でソートします: none (-U), size (-S), time (-t), version (-v), extension (-X), name, width
--time=,WORD/
表示又はソートに使うデフォルトのタイムスタンプを選択します; アクセス時刻 (-u): atime, access, use; メタデータ変更時刻 (-c): ctime, status; 変更時刻 (デフォルト): mtime, modification; 作成時刻: birth, creation;
-l と使用した場合、 WORD により表示する時間が決定されます; --sort=,time/ と使用した場合、 WORD でソートされます (新しいものから表示されます)
--time-style=,TIME_STYLE/
これは -l で使用する時刻/日付形式です; 下記の TIME_STYLE 参照
-t
時刻で新しい順にソートします; --time 参照
-T, --tabsize=,COLS/
タブ幅を 8 の代わりに COLS にします。
-u
これは -lt と使用とした場合、アクセス時間でソート、アクセス時間を表示します。 -l と使用した場合、名前でソートし、アクセス時間を表示します。 それ以外の場合、アクセス時間でソートします。
-U
ディレクトリエントリをソートしません。
-v
自然な (バージョン) 数字順でソートします。
-w, --width=,COLS/
出力幅を COLS にします。 0 は制限なしを意味します。
-x
要素を列優先ではなく行優先で配置します。
-X
拡張子のアルファベット順にソートします。
-Z, --context
各ファイルの SELinux セキュリティコンテキストを表示します。
--zero
改行ではなく NUL で行を終端します。
-1
1 ファイル 1 行で表示します。
--help
使い方を表示して終了します。
--version
バージョン情報を表示して終了します。

SIZE 引数は整数で、追加で単位を指定できます (例えば 10M は 10*1024*1024 です)。 単位には K, M, G, T, P, E, Z, Y, R, Q (1024 の累乗) や KB, MB, ... (1000 の累乗) が使用できます。 二進接頭辞も使用することもできます: KiB=K, MiB=M など。

TIME_STYLE 引数には full-iso, long-iso, iso, locale, +FORMAT の いずれかを指定できます。 FORMAT は date(1) と同様に解釈されます。 FORMAT が FORMAT1<newline>FORMAT2 の場合、 FORMAT1 は最近でない時間 のファイルに適用され、 FORMAT2 は最近の時間のファイルに適用されます。 TIME_STYLE の接頭辞として `posix-` をつけた場合、 POSIX ロケールで ない場合にのみ TIME_STYLE が効果を持ちます。 また、環境変数 TIME_STYLE でデフォルトで使用するスタイルを設定できます。

WHEN のデフォルトは 'always' ですが 'auto' または 'never' にもできます。

デフォルトまたは --color=,never/ を指定した場合、ファイルの種類を判別するための カラー表示は無効となります。 --color=,auto/ を指定した場合、標準出力が端末に接続 されている場合のみカラーコードを出力します。LS_COLORS 環境変数によって動作 を設定できます。LS_COLORS を設定する場合は dircolors(1) を使用してください。  

終了ステータス:

0
正常終了、
1
軽微な問題が発生 (例: 子ディレクトリにアクセスできない)、
2
重大な問題が発生 (例: コマンド引数が誤っている)。
 

作者

作者 Richard M. Stallman および David MacKenzie。  

バグのレポートについて

バグのレポートは bug-coreutils@gnu.org までお寄せ下さい。
GNU coreutils のホームページ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/>
一般的な GNU ソフトウェア使用に関するヘルプは <https://www.gnu.org/gethelp/> です。
翻訳に関するバグは <https://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してく ださい。  

著作権

Copyright © 2025 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <https://gnu.org/licenses/gpl.html>.
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.  

関連項目


完全なマニュアルは <https://www.gnu.org/software/dir> か、
ローカルで有効になっていれば info '(coreutils) dir invocation' です。  

日本語訳

対応バージョン:9.8 翻訳日:2025-11-12 翻訳者:ribbon

関連キーワード

ソート   時刻   ctime   https   時間   単位   アクセス時間   不可能   詳細   識別子   グループ   クォート   shell   環境   変数   優先   アルファベット順   必須   カラー   下記   エントリ   long   シェル   一致   none

Linux マニュアル 一覧

関連するコマンド・関数

vdir.1   ruptime.1   ls.1   slabtop.1   grpck.8   rdate.1
 

Index

名前
書式
説明
終了ステータス:
作者
バグのレポートについて
著作権
関連項目
日本語訳

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:39:39 GMT, October 11, 2026